奥出雲高原トマト / 奥出雲農園 島根県仁多郡奥出雲町



奥出雲は、出雲大社で有名な出雲市の「奥」にある、自然豊かな高地です。
日本書紀のヤマタノオロチ伝説や、様々神話がいまもなお語り継がれていて、神話のゆかりとなる名所が数多くあります。
清らかな空気と澄んだ水、聞こえてくるのは鳥のさえずり、どこかしらに神様の気配を感じるような、神々しくもあたたかな環境の町です。
時々過酷な姿を見せる自然も、私たちに大いなる恵みを与えてくれています。


奥出雲は、標高500メートルの高地に位置し、四季のうつろいの美しい土地です。
冬の間は雪に覆われ、春に流れてくる雪解け水が土地に豊かな恵みをもたらします。
トマトというと暖かい土地で栽培されるイメージですが、奥出雲の昼夜の寒暖差が、実はトマトを強く甘くおいしくしてくれるのです。

奥出雲は米所としても有名で、仁多米のおいしさは全国でもおおぜいのファンを持ち、献上米にもなっています。
古くからの伝統のあるお醤油やお味噌はもちろん、さらに若手のみなさんによる新しい食の追求も盛んに行われている、食文化の豊かな土地なのです。

この食文化豊かな土地は、アメリカでマクロビオティックを推奨し広めた久司道夫先生のゆかりの土地でもあるのです。マクロビオティックは従来の日本の食文化の形・・・ここ奥出雲はそのルーツとして、「聖地」を一目見ようとアメリカからわざわざやってくる熱心なファンもいるんですよ。